製品化パートナー募集中!
製品化の実現のために、検討に必要な部品貸与や試作品のモニター検証などにご協力いただいているショップをご紹介!
「Rebirth Drive」の価値観に共感し、ご協力くださっている皆さまに感謝します。
長年にわたりローバーミニ界を悩ませてきたトランスミッションのボークリング(シンクロリング)を日本の技術・品質でリファイン!本来あるべき性能に貢献します。
「ローバー ミニ」純正4速マニュアルトランスミッション
Rebirth Driveのボークリングは、ローバーミニを整備するプロメカニックさまの多数のご意見から設計考慮しており、「組み立て不具合が起きない(加工・リビルド不要)」「すぐにギヤ鳴りしない」ことを前提に製品化しました。今までのサードパーティ製品にありがちだった”新品なのに当たり前のように発生していた不具合”が解消することを実現。安心してご使用いただけるものとなっています。
1/100mmの繰り返しの設計調整と、現代技術に加え日本品質で製造された高精度ボークリングは、今までにない最高のシフトフィーリングに繋がり、ローバーミニの新たな運転の楽しさを生み出すことができるのではないかと願っております。
※本製品は、1速から4速に使用される4つのボークリングを本製品に4つ同時に交換することを前提に、企画、設計、生産しております。それ以外の交換方法による場合、組付け不良や動作不良等の二次的不具合が発生することがありますので、絶対におやめください。
相手ギヤと相性の良いボークリングを1つずつ選定している
スムーズに回るまで3~4回分解と組み立てを繰り返して調整している
すぐに交換できる部品ではないので、とても神経を使っている
今使えなくても次で使えるのではないかと、不良品もストックしている
オーバーホールしても納車後すぐにギヤ鳴りしてしまい困っている
など、これら以外にも多くのお声をいただきました。ローバーミニ界では有名な事象だと認識しました。
2025年現在でも、市場に出回る多くのボークリングが非純正品で、かつ、時期や入手ルートによって品質がバラついており、それらを使用してトランスミッションを組み立てると、かじり付いてスムーズに回らなかったり、ロックしてしまうことが多発しています。
そのため、スムーズに回るようにするために、何度も分解と組み立てを繰り返し、相手ギヤとの相性が良いボークリングを探さなくてはならず、納得・安心して納車できるトランスミッションを組み立てるのに多くの苦労と時間を要します。
↑ 時期によっては、「半分は使い物にならなくて廃棄していた」という海外から輸入されているボークリング。
流通品を調査したところ、相手ギヤと接触する部分の精度が著しく悪く、品質も安定していないのが特徴的でした。また、ローバーミニのトランスミッションは、わずかな寸法の違いで不具合に直結する機構となっています。相手ギヤとの接触精度を向上するために、1/100mmの精度で微調整を繰り返し試作・検証を実施しました。
本製品は、相手ギヤとの接触部における精度を従来の製品より、大幅に向上。適切に相手ギヤと組み込むことができるため、従来発生しやすかったかじり・ロックが発生しません。また、適切に馴染むことで、スムーズなシフト(本来あるべき回転同期)性能にも貢献できます。
↑ 日本に流通しているボークリング3種類と本製品で、相手ギヤとどのように当たるのかの比較です。Rebirth Driveのボークリングは、全周で均一に当たっており、大幅な接触精度の向上が見られます。この接触精度は、スムーズなシフト性能に直結します。(これは、実際にギヤに当てはめた時にガタつきの差としてもご体感いただけます。)
品質面をクリア後、最重要課題は「何度も分解と組み立てを繰り返し、多くの苦労と時間を要する。」でした。
「従来のボークリングを使用した際に、納得できるトランスミッションの組み立てまでに掛かる時間は?」と、全国のプロメカニックさまにお話を聞くと、「最低でも1時間、悪い時は2時間くらい掛かる」が平均的でした。
本製品を用いた検証では、その作業時間が「20分程度」となり、大幅に短縮できることを確認できました。この短縮時間を他の作業や接客に回せることは、とても良いことだと、お喜びいただきました。
※上述は、適切に組み立てしシャフト両端のナットを締め上げてるまでの所要時間です。また、必ずしも時間短縮をお約束するものではありません。
大事に乗られるユーザーからサーキット走行を楽しむユーザーまで幅広く愛用されるミニです。
過酷な条件を再現するため、Rebirth Driveのテスト車両にて本製品を搭載してサーキット走行を実施。8時間耐久相当の連続走行後もギヤ鳴りやシフト不良が無いことを確認しました。
本試験は、ローバーミニで最も苦手とされる2⇔3速シフトに重点を置きシフトを繰り返しました。単純にシフトするのではなく、レーシング走行(ブリッピングを要する走行シーン)を常時実施しましたが、この長時間の走行後においても感触が変わることはなく、安心して運転を継続できました。
↑ サーキット占有およびテストドライバーによる検証。適切なエンジンオイル交換および温度管理のもと実施されたもので、上述は保証するものではありません。
※実際にいただいたお問い合わせをもとに掲載しております
Q:材質は何ですか。
A:ローバーミニの純正品に近似した材質です。ローバー純正品および流通品を多数調査し、最適な材質を選定し製造しております。従来通りに安心してご使用いただけます。
Q:爪部分の熱処理がないように見えますが、熱処理は入っていないのですか。
A:最適な熱処理を実施しております。必要部分のみ熱処理を実施しており、従来のような明確な焼き色が付いていないだけでございます。サードパーティ製品は、過度な熱処理を実施しており、ギヤとの接触部(内側)まで入ってしまっているものがございます。これはギヤ側の接触部の早期摩耗を促進してしまうため、推奨いたしません。また、サードパーティ製品は、焼き色が付いている場合でも、内部に”焼入れ”がないものが多数確認されており、焼き色が付いているから安心ということではございませんので、ご注意ください。Rebirth Drive製品は、適切な管理下において熱処理を実施しておりますので、必要部分だけに熱処理が入っていますので、ご安心ください。
Q:組み立てたら、若干、ボークリングが引きずっている気がしますが、異常ですか。
A:ローバーミニのマニュアルトランスミッションの機構上、特に”3速”部分で引きずりやすくなるのが一般的で、この場合は異常ではありません。しかしながら、通常ではこの引きずりが起こらないため、同封の「本製品組付に関する説明書」の内容をお守りいただいても、その事象が確認できた場合は、組み付け不具合の可能性がありますので、組み付け方法・手順を再度ご確認ください。(3速以外の引きずりも通常発生しません。)
Q:対策はありますか。
A:特に、ベアリング圧入時は、一時的にギヤアッセンブリー全体が押されるため、引きずる傾向になりますが、ベアリングのアウターレースを適切な位置に戻すと引きずりは無くなります。また、シフトフォーク・シンクロナイザハブ・シンクロナイザリング等の関連部品を品質のばらついたサードパーティ製品に交換すると不具合が発生する場合がございますので、ご注意ください。後者の場合は、純正品に戻すことで解消される場合がございます。
Q:エンジン(ミッション)オイルは何を使えばいいですか。添加剤は入れても良いですか。
A:従来通り、ローバーミニプロショップが推奨されるエンジンオイルをご使用ください。なお、エンジンオイル添加剤は、ボークリングの摩耗を早める可能性がございますので、ご使用はお控えください。
Q:社外(純正品以外)のトランスミッションにも使用できますか。
A:ご使用いただけません。純正の4速マニュアルトランスミッションのみに適合します。
Q:なぜ4速すべて交換しないといけないのですか。
A:1/100mmの精度でできているためです。従来の流通品は、精度が非常に荒いため、それらと併用してしまうと組付け不良や動作不良等の二次的不具合が発生することがありますので、絶対におやめください。
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